最新の調査結果により、PS5の世界販売台数がXSXのそれを二倍近く上回っていることが判明した。
これは統計調査会社のアンペールアナリシス社が明かしたもので、彼らの発表によればソニーの新型ハードは
ここまで累計約1280万台を売り上げたが、一方でマイクロソフトのそれは670万台に留まっているのだ。
同社はさらに第3四半期中に任天堂、ソニー、マイクロソフトの三社合計で910万台の
ハードを売り上げたとの見解を示し、機種別でみるとSwitchが391万台で首位、ついでPS5が342万台で2位につけていると報告している。
「任天堂スイッチは2021年も世界で最も人気を得たハードで有り続けます。
しかし7〜9月に限定してみた場合、PS5がそれに接近しつつあるとも言えるでしょう。
サプライチェーン上の問題に改善が見られた事と欧米での需要の高さからソニーはこの四半期で大きな前進を遂げていました」
「欧州を見ると最高潮に達したPS5はスイッチをやや離した形でハード売上首位に立っています。
9月市場に限られますが、米国でもソニーの新型ハードは任天堂スイッチを上回りました。
もっとも第4四半期には有機ELモデルの発売と年末商戦に強い任天堂特有の季節特需が加わり
Switchが他の機種に大幅な差をつけ圧勝すると見込まれます」
と同社のピアーズ・ハーディングローズ調査担当責任者は現状を説明している。
その他、興味深いことに彼は「幾つかの重要な市場」に限定された現象としながらも
XSSの方がXSXよりも多くを販売したとも主張している。
「マイクロソフトの性能にこだわったハードと価格を抑えたハードの二種類を販売する戦略は
ゲーム業界に衝撃を与える大胆な発想であったと言えるでしょう。
そして部品不足から供給上の問題を起こした高価格版に対し、廉価版はその制約をあまり受けなかったため
独自の市場を築いていました」
とハーディングローズは述べている。
なお彼らの調査は非常に面白い報告だが、マイクロソフトは自社ハードの販売台数を非公開にしているため
この数字が正しいかどうかの確認ができない事には注意すべきだ。
https://wccftech.com/ps5-sales-double-xbox-series/