安住淳氏
児童手当を巡り、自民からかつての民主党が主張した所得制限撤廃を求める声が出ていることを受け、民主党政権が掲げた政策の再評価を目指す。農家の戸別所得補償や選択的夫婦別姓なども取り上げる。安住淳・元財務相は同日の党会合で「反転攻勢の時だ。私たちのやったことは決して間違っていなかった」と述べた。
ただ、民主党政権は財源確保の見通しの甘さから、実際には所得制限撤廃を早々に断念するなど迷走した。「脱官僚」を進めた結果、官僚の離反を招くなど政権担当能力不足を露呈し、「悪夢の民主党政権」と 揶揄やゆ された。
自民からは「自分たちを正当化する検証なら意味がない」(山田宏参院議員)との声が出ている。日本維新の会幹部も「揚げ足取りのパフォーマンスだ」と冷ややかに語った。
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230202-OYT1T50032/